声優志望の人のほとんどが声優専門学校、または声優養成所に入って勉強をしています。
「専門学校か養成所のどちらかに入りたいけど、違いがよく分からない」
「自分にはどちらが合っているか分からない」
という人は、すごく多いと思うんですよね。
声優になりたい人の専門学校や養成所の選び方って?
最初にまず、声優専門学校や声優養成所がどんなところなのか、具体的なイメージを持っておきたいですね。
それには専門学校や養成所に実際に通ったことのある人の話しを聞くのが一番です。
そして、専門学校と養成所の違いを理解し、自分がどちらに向いているのか考えてみましょう。
声優になるために避けて通れないオーディションやボイトレなどについても知っておくことで、自分が何を学び、何を身に付けるべきなのかが分かってきますよ。
ここでは、実際に声優専門学校を卒業した人や、声優養成所のオーディションを受けた人の体験談をもとに、声優になるための学校選びについて分かりやすく解説します。

声優専門学校に入学してみてどうだった?
私は声優になるために上京し、声優の専門学校に2年間通っていました。
私を含め、専門学校に通う人は高校卒業後に上京して来た人が多かったです。
アニメ声優を目指すクラスメイトがほとんどでしたが、中には洋画の吹替をしたいと言っている子もいたり、ナレーターを目指す子もいました。私はアニメ声優を目指していましたが、先生からナレーターに向いている声質だと言われ、自分の新たな可能性に気づかされたりもしました。
入学前までの私は、声優の専門学校という所は、声優を目指す人が声優になる為に必要な技術を身に着ける場だと考えていました。
実際に学んでみると、身体を使った演技の授業や、滑舌や発声、演技の基礎となる部分の指導がとても充実していました。
入学前にイメージしていた、アテレコなどのいかにも声優っぽい授業は少な目でした。
声優専門学校では演技の基礎からしっかり学べる
専門学校の先生は、声優を目指すにしても、まずは身体で表現する演技ができるようになってから、と言っていました。
最初は、「声優っぽい練習じゃないのかー」と正直がっかりしました。でも、今となっては演技の基礎の部分をしっかり作ってくださった事に感謝しています。
実際にやってみると分かるのですが、声だけで動きや感情を表現するのはとても難しいです。
声優専門学校にはどんな授業がある?
声優専門学校で実際に行われてる授業の内容を紹介します。
滑舌、発声の基礎
「外郎売(ういろううり)」と呼ばれる歌舞伎のセリフを読み上げたり、喉を傷めない発声の仕方を学んだりしました。
私は地方出身者なので訛りを注意されてばかりでした。授業外でも、訛っていたら教えてねと友人にお願いしたり、テレビのニュースを聞きながら声に出して、訛りを矯正しようと努力しました。
歌の練習
歌の練習があります。うまく歌えるようにではなく、歌詞の世界観をどう表現するかを重点的に学びました。
実際のオーディションを意識して、衣装を用意して舞台の上で歌うこともありました。
ダンスの練習
ダンスの練習もあります。ダンスをうまく踊れるようになるための授業というわけではなく、表現の練習の一環としてダンスを取りれているという感じです。
アテレコ
実際にアニメに声をあてるアテレコの授業もあります。
とあるアニメ映画にアテレコをしたのですが、アニメの動きに合わせながら演技をするのはとても難しいです。
あと、効果音やBGMが全くないので、そこをイメージしながら演技するのも大変でした。自分でも経験してみて、プロの声優さんは本当にすごいと思いました。
ラジオ番組を作って発表
台本を渡されてそれを読み上げる時もあれば、自分で原稿を書いて、番組を作って発表する時もありました。BGMも自分で探したりするんですよ。私が通っていた専門学校にはラジオDJを目指すクラスもあり、そのクラスの人たちと授業を受けられたのは、世界が広がってとても刺激的でした。
バリエーション豊富な演技の授業
課題を提示されて一人で演技したり、何人かでアドリブで演技したり、朗読をしたり、時にはゲームをしたり、色々な授業がありました。
高校までの私は内に閉じこもるタイプだったのですが、演技の授業を通して自分の殻を破れた気がします。
声優専門学校に行くメリットは?
第一線で活躍されている先生方の指導を受けられることがメリットですね。
プロの演技を目の前で見られるので、多くのことを学べます。
あとは、同じ目標を持った友人ができるのはとても良いと思います。
やはりアニメやゲームが好きな人が多く、あとは独特な人がたくさんいました。高校までは周りから少し浮いていた私も、専門学校では友人がたくさんできました。
卒業した後も連絡を取り合っている友人もおり、ずっと仲良くしていきたいと思っています。
声優専門学校に行くデメリットは?
私が通っていた専門学校は演技、歌、ダンスなどを幅広く、万遍なく学ぶところでした。
具体的に「〇〇を学びたい!」という意思がある方は、それに特化したところを選んだ方が良いかもしれません。
私のようにクラスメイトと仲良くなりすぎることは、場合によってはデメリットになるでしょう。
専門学校で私にはたくさんの友人ができました。居酒屋へ飲みに行ったり、休日は徹夜でカラオケしたり、それはもう青春を満喫していました。
ですが、彼らは友人であると同時に、声優を目指すライバルでもあったはずです。
そこを忘れて仲良くなりすぎてしまって、何となく学校生活が「声優さんみたいな体験ができて楽しかった~!」で終わってしまった気がします。
このことに早く気づき、授業中はライバル、授業が終わったら仲の良い友達!というのように、メリハリのある友人関係を築けたら良かったなあと思っています。
声優専門学校に向いている人は?
声優の専門学校に向いている人は、
- 自分の目標をしっかり持って、進んでいくことができる人
- クラスメイト=ライバルだと認識し、馴れ合いの関係になりすぎないように付き合える人
だと思います。要するに「ブレない」人が向いていると思いますね。
私のように「友達とたくさん遊べて楽しい!都会楽しい!」となってしまう人は要注意です。
専門学校はだいたい2年です。2年って本当にあっという間に終わってしまいます。短い間に、どれだけの物を吸収できるかが勝負なのです。
特に地方出身者の場合、都会はとにかく誘惑がいっぱいです。お酒も飲めるようになりますしね。
誘惑に打ち勝って、あ~楽しかった~!で、卒業しちゃったけどこれからどうしよう?とならない学校生活を送ってください。
声優専門学校を卒業した後の進路は?
私は結局、専門学校を卒業した後、全く異なる仕事に就きました。
声優にはなりませんでしたが、自分の声を褒めて貰えた、認めて貰えたことが宝物です。一生付き合える友人にも出会えました。
クラスメイトは他の養成所などに入所し、オーディションを受けながら声優を目指す人が多いです。
専門学校は学ぶ場所であると同時に、先生(=業界人)とのコネクションを作る場所でもあります。先生方と繋がりを持っておけば、オーディションの情報を貰えたりしたかもなあと、卒業してから気づきました。

なぜボイストレーニングのを行うのか
↑ヒューマンアカデミーのボイトレ授業(本文との関連はありません)
声優を目指す人がボイストレーニングを行うのにはいくつもの理由があります。
滑舌を良くするため
声優にとって滑舌が悪いというのは致命的です。自分は滑舌が悪くないと思っていても、他の人からすると聞きにくいということも結構あります。
ボイストレーニングを行うことで、普段意識することのない口に意識がいくので滑舌がよくなります。
出せる声の種類を増やすため
ボイストレーニングでまず初めに行うことは音域の確認です。
声優は色んな声を出すので音域の幅は広ければ広いほど色んな役に挑戦することが可能です。
はじめは音域が狭くてもボイストレーニングを行うことにより、音域は少しずつ広がっていきます。今まで出すことが出来なかった声も出すことが出来るようになります。
歌唱力を上げるため
声優は声で演じることだけではなく、時には歌を歌うこともあります。
最近のアニメではオープニングやエンディングを声優さんが歌うことが多くなりました。アニメの役によっては歌いながら演じるようなケースもあります。
ボイストレーニングで歌の練習をしておくことで受けられるオーディションの幅も広がり、自己アピールとして使うことも可能です。
ボイストレーニングのやり方
私が実際に行ったボイストレーニングの方法を紹介します。
仰向けの状態で発声練習
普段、仰向けになって大きい声を出すということはあまりないので、仰向けになって声を出したり、歌を歌うと最初はすごく歌いにくいと思います。
それは喉から声を出そうするためです。
声優さんや歌手になるには腹式呼吸が大切です。仰向けになって練習することで腹式呼吸を効率良く身に付けられると教わりました。
仰向けで練習をしておくと、立った時にもどこから声を出せばよいのかが分かるようになります。
雰囲気を変えて歌う
声優さんがセリフをどんな風に話すかで人に伝わる感じは変わります。
例えば、楽しい歌を楽しく歌うのは普通のことですが、楽しい歌を怒って歌うというのはすごく難しいことです。
しかし、声優さんにとっては様々なバリエーションで声を出せることはとても大切です。
私もボイストレーニングに通っている時に1番苦労したのは雰囲気を変えて歌うことでした。
悲しい歌を楽しく歌ってと先生に言われた時はどう歌っていいのかすごく迷いました。実際歌ってみると全然上手くいかなくて、先生に「もっと感情を入れないと声優さんには程遠いよ」と言われてしまい、何度も練習しました。
口を柔らかくする練習
口をブルブル振るわせる練習です。これはどこにいても出来るので、すぐに取り入れることができます。
最初は同じ音程でブルブル口を振るわせるだけでいいのですが、慣れてきたら音程を下げたり、上げたりすると口が柔らかくなり滑舌も良くなります。
私は暇があればよくこの練習をしていました。口をブルブルさせるのが苦手だったので必死で練習を続けました。
ボイストレーニングはどこで習える?
ボイストレーニングはいろいろなところで習えます。それぞれのメリットとデメリットについて見てみましょう。
独学で練習する
好きなだけ練習することができ、お金がかからないのがメリットです。
ただ自分の弱点を知ることができず、全く成長できない可能性もあるのであまりお勧めできません。
ボイストレーニングの学校や教室に通う
自分の弱点を指摘してもらえるのは大きなメリットです。また、どういう練習をするべきか指示してもらえるので、間違ったやり方で練習してしまう心配がありません。
声優養成所に通う
声優養成所でもボイストレーニングは行います。有名な声優さんから教えてもらえるのは大きなメリットです。
また他の生徒の良いところや悪いところを見て学ぶこともできます。
ただし声優養成所は期間も限られており、ボイストレーニングだけに時間を使うわけではありません。養成所に通っていてもボイストレーニングは別に受けているという人もたくさんいます。
劇団に入る
劇団では発声練習なども行いますし、何より演技を学べるのは大きなメリットです。
声優にとって役になりきることはとても大事なことで、演技の経験がないと書類審査で落とされてしまうこともあります。
オーディションでは声だけではなく表情も見られます。演劇をやっていると自然と表情がセリフに付いてくるようになります。
ただし舞台のための練習と声優になるための練習は共通点はあるものの同じではありません。限られた時間を劇団での練習に使いすぎると、声優になるという目的から外れてしまう可能性があるのはデメリットといえます。
オンラインスクールを受講する
プロがマンツーマンで教えてくれるオンラインスクールもあります。
養成所などに通いたくても遠くて通えない人や、できるだけ自宅で練習したいという人に向いています。
若い人は大丈夫だとは思いますが、スマホやパソコンの基本的な使い方が分からないと戸惑ってしまうでしょう。
また、しっかりとしたプロの指導が受けられるサービスはオンラインでも費用が高めなので、人によってはデメリットといえるでしょう。
声優専門学校と養成所の違いは?
↑インターナショナルメディア学院のアフレコ授業(本文との関連はありません)
声優になる人のほとんどは声優の専門学校か養成所を出ています。
どちらに行く方が良いのか考えている人も多いと思います。
声優の専門学校か、それとも養成所かを選ぶには、2つの違いを知っておく必要があります。
オーディションがあるか無いかの違い
声優の専門学校を選ぶにしても、養成所を選ぶにしても、入れてもらえなければ始まりません。
入学できるか?入所できるか?が最初の関門になります。
ここで重要なるのが、オーディションがあるか無いかの違いです。
結論から言うと、専門学校にはオーディションはありません。応募条件を満たしており、学ぶ意思がある人なら基本的には入学可能です。
一方、養成所にはオーディションがあり、オーディションに合格しないと入所することはできません。
入学・入所のハードルは声優養成所の方がずっと高いといえます。
声優養成所は学校ではない
専門学校は学校なので、全日制であれば他の専門学校と同様に毎日授業があります。たっぷりの時間と豊富なカリキュラムで基礎的なことから応用までは幅広く学ぶことができます。
一方、声優養成所の多くは声優プロダクションが運営しています。将来プロとして活躍する人を鍛え上げ、優秀な人を自分たちの事務所の所属にしようという狙いがります。
どちらも声優になるための勉強や練習をする点は同じですが、声優養成所は学校というよりも職業訓練所、見習いを鍛える場所という感じです。先生が優しく教えてくれる、という雰囲気ではないところが多いです。
スクールライフをエンジョイできるのは間違いなく声優専門学校の方でしょう。
声優養成所は、容赦のない指摘や指導があったり、実力がなければ上のクラスに進めないなど、とても厳しい世界だといえます。
デビューしやすいのは専門学校よりも声優養成所
専門学校と養成所ではどちらがデビューしやすいのでしょうか?
これはとても気になるポイントだと思います。結論としては、声優養成所の方がデビューしやすいと言えるでしょう。
声優として仕事をもらうには、役ごとに行われるオーディションに合格しなければなりません。
このオーディションを受けることができるのは、基本的にはどこかの事務所に所属している声優さんです。
そして、事務所に所属するのにもオーディションがあります。
つまり、プロの声優になるには、
- 事務所に入るためのオーディションに合格する
- 役をもらうためのオーディションに合格する
の2つが必要になります。
まずは事務所に所属することができなければ、声優の仕事はもらえないと言っていいでしょう。
この条件は専門学校に行った人も養成所に行った人も同じなのですが、養成所に行った人にはひとつ有利な点があります。
それは、同じ声優プロダクションが事務所と養成所を運営していることが多いからです。
声優事務所にとって、同じ声優プロダクションが運営する養成所の人は関係者のようなものです。養成所で実際に教わったことのある先生がオーディションの審査を務めることもあるでしょう。
また養成所では音響監督や脚本家といった、声優の採用に関わるような立場の人が授業を行うことがあります。そうした人の目にとまれば、デビューにつながる可能性があります。
声優養成所は事務所との距離感が近く、業界関係者との接点も増えるので、事務所所属やデビューのチャンスがそれだけ大きくなると言えるでしょう。
声優養成所は既に実力がある人が行くところ
声優養成所の方がデビューしやすいなら、最初から養成所に行きたいと思う方もいるかもしれません。
でも、ちょっと注意が必要です。
養成所は既に実力がある人が行くところです。これから本格的に声優の勉強をしたいという人にはレベルが高すぎます。
レベルは高ければ高いほど良いというものではなく、周囲のレベルが高すぎると他の人と自分を比較して自信を失い、辞めてしまう人も少なくありません。
養成所にはオーディションがあるので、実力が十分でない人はそもそも入れてもらえないでしょう。
実際、まずは声優専門学校に入り、卒業してから養成所に入るという人はとても多いです。また専門学校には行かなくても、他のスクールやボイストレーニングなどで実力をつけて、声優養成所のオーディションを受ける人もいます。

声優養成所のオーディションでは何をする?
↑賢プロダクションのオーディション(本文との関連はありません)
私は養成所に入るためのオーディションを高校3年生のときに受けました。
私が受けた養成所のオーディションは25歳までの方が受けられるもので、中学生くらいの子から大人の方まで約100人の方が受けました。
オーディション会場にいる100人は書類審査で合格した人たちです。
オーディションでは2つの課題が出されました。
- もらった台本を審査員の人に言われた役になりきって読む
- 自分の声を3パターン使って自己紹介•アピールをする
100人を各10人くらいのグループに分けて審査が行われます。
審査員が5人いる中で自分の演技をするのでとても緊張はしましたが、すごくいい経験になりました。
審査中のダメ出しにショックを受ける
実際に審査を受けてみると、覚悟はしていましたが、想像した以上に容赦のない指摘をもらいました。
1人1人演技をしている最中にダメだしをされたり、「もっとこうゆう風に言ってもらってもいいかな」と細かく指示を受けるので泣きたくなったりもしました。
最後まで全部セリフを言わせてもらえないことが多く、「違う人を演じているようには聞こえない」とかダメだしをいっぱいされたので正直ショックが大きかったです。
でも、自分以外の演技を聞けるのはすごく勉強になりました。私は独学で声優としての声の出し方や演技の仕方を学んできていたので、色々なセリフの言い方や顔の表情があることを学べました。
声優養成所のオーディションの流れ
私が受けた養成所は最初に書類審査がありました。
その後に2次審査でセリフ読みと自己アピールがありました。
審査される内容はその養成所や学校によって様々だとは思いますが、まずは書類審査の時点で今までの経験を見られます。
今まで歌を習ってきた、演技をしてきた、といった経験のある人は書類審査に通過しやすいように思います。
セリフ読みでは、その時点での実力以外にも、審査員からの指示でどれだけセリフ読みに変化をもたらすことが出来るか、なども見られていると思いました。
審査員の言っていることが理解できなかったり、上手く話すことができないとその場で「帰っていいよ」と言われてしまう方もいました。
養成所のオーディションに合格するためのポイント
養成所のオーディションを実際に経験してみて、重要だと思うポイントをまとめると次のようになります。
書類審査を意識して経験を積む
何も経験をしないでオーディションに受けようとしても書類審査の時点で落とされてしまいます。書類審査を通過できるような経験をしっかり積み、やる気を伝えるようにすると良いでしょう。
自己アピールの練習をする
自己アピールがあると聞いていたので私も準備していました。オーディションではちょっとした自己紹介程度ではやる気がないと受け取られてしまうでしょう。
同じオーディションを受けた人の中で私が一番感動したのは、役になりきって、歌とダンスで表現した人の自己アピールです。
ありきたりの自己アピールを話すよりも審査員の人の印象に残る自己アピールを工夫した方が合格する確率は高まるでしょう。
しっかりした服装で行った方が無難
私は制服でオーディションを受けに行きましたが、中にはラフな感じの服でオーディションを受けにきた人がいました。
その方は説明を受けている時点で審査員の方に注意を受けていました。服装は学生の方なら制服、社会人の方なら少しフォーマルなものを選んだ方がよいでしょう。
滑舌の練習は普段からやっておく
オーディションでは滑舌が悪かったり、セリフ読みで突っかかったりすると、最後まで言わせてもらえないこともあります。
基本的なことですが、セリフをすらすらと、聞きやすい声で話せるように普段から練習しておくことが大切だと思いました。
まとめ
いくつかの体験談をもとに、声優を目指す人の学校選びについて取り上げてきました。
誰でも初歩から学ぶことができ、声優を目指す人が通う代表的な学校といえるのが声優専門学校です。
大好きな声優を目指して都会の学校で学ぶのは正直とっても楽しいです。遊ぶことに夢中になり本来の目的を見失わないように注意してください。
次に、声優養成所は初心者が学ぶところではありません。自分と周りのレベルが違い過ぎると挫折の原因になります。また声優養成所に入るためのオーディションがあり、容赦のない指摘をされることもあります。
養成所に入るときにも、事務所の所属を狙うときにも、滑舌や発声の基礎はとても重要になります。学校に入る前、または学校に入ってからもボイストレーニングを受ける声優志望の人はたくさんいます。
こうして見てみると、声優の夢に向かって学習できる手段はたくさんありますよね。
自由になる時間や予算、そして、何をしたいか?という気持ちを大切にして、自分にぴったりの学習方法を見つけてください。