高橋留美子さんの原作「犬夜叉」のアニメを子供の頃に見て、大切な思い出になっているという人は多いことでしょう。
2020年には続編にあたる「半妖の夜叉姫」も放送されました。こちらは犬夜叉のキャラクターの子供たちが活躍する作品。殺生丸とりんの関係(師匠と弟子だったはずなのに夫婦になっていた!?)には賛否両論があり、思い出を汚されたと感じた人もいたようです。
ここでは、「半妖の夜叉姫」のことはいったん忘れ、思い出の犬夜叉について語ってみましょう 。
犬夜叉のアニメは声優陣もとても豪華でしたよね。実力派の声優さんが原作のキャラクターの魅力をさらに高めてくれていました。
犬夜叉ファンの皆さんのコメントを中心に、声優さん、好きなキャラクター、作品の思い出などについて見ていきましょう 。
声優・桑島法子(珊瑚役)に対するファンの評価は?
珊瑚役の声優さんは桑島法子さんです。桑島法子さんに対するファンの評価を見てみましょう。
犬夜叉と薄桜鬼の違が印象的│20代女性ファン
桑島法子さんを知ったきっかけは、小学生の時に見た「犬夜叉」の珊瑚の声をやっていたからです。
子供ながらに色気のある大人の女性の声と感じ、自分も珊瑚の声が出せるよう練習したくらい好きでした。
大学生の時に「薄桜鬼」を見て主人公の千鶴の声が桑島さんで、珊瑚の時とは声質は一緒ではあるものの、大人の女性ではなく、意志を強く持つ少女の声でまた違った魅力を感じました。
桑島さんのキャラクターは意志の強い女性が多いこともあり、女性が憧れられる声だと思います。
桑島法子さんが演じる好きなキャラクターは?
珊瑚(犬夜叉)
女性キャラクターは男性に守られることが多いけれど、珊瑚は戦闘でも強くかっこいい女性で頼りになります。
一方、弟思いで弟のことになると弱気になったり涙することが多く、強いけど心はとても優しい女性というところがとても魅力です。また、弥勒のことが好きで、弥勒が他の女性を口説いていると嫉妬する姿は女の子らしくて素敵だなと感じます。
桑島法子さんが出演するオススメ作品
- 犬夜叉
- 薄桜鬼
- 鬼滅の刃
- BLEACH
フレイもステラも好き!│20代女性ファン
桑島さんを知ったきっかけは「機動戦士ガンダムSEED」です。ガンダムSEEDでは、主要キャラクターであるフレイ・アルスターを演じていました。
フレイというキャラクター自体はあまり評判が良くないようですが、私自身は好きなキャラクターであり、演じた桑島さんのことも好きになりました。
続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」にも出演しており、彼女が演じたステラ・ルーシェは、前作のフレイとは異なるタイプのキャラクターで、桑島さんの演技力に驚かされました。桑島さんの魅力は演技力の幅にあると思います。
桑島法子さんが演じる好きなキャラクターは?
フレイ・アルスター(機動戦士ガンダムSEED)
桑島法子さんを知るきっかけとなったキャラクターです。悪女呼ばわりされがちですが、かわいらしい一面も持ち合わせており、そんな彼女を演じた桑島さんに興味を持ちました。桑島さん最大の魅力でもある、演技力を幅を感じさせられました。
桑島法子さんが出演するオススメ作品
- ハートキャッチプリキュア!
- 超重神グラヴィオン
- ノワール
- ガン×ソード
- ZOMBIE-LOAN
声優・日高のり子(桔梗役)に対するファンの評価は?
桔梗役の声優さんは日高のり子さんです。日高のり子さんに対するファンの評価を見てみましょう。
「あ、南ちゃんだ!」とすぐに気付く│30代女性ファン
大好きな作品の「タッチ」の浅倉南役で名前を知り、初めて見た映画の「となりのトトロ」のサツキ役だと後に知りました。
日高のり子さんは優しくて包まれるような温かさのある声の声優さんです。何年経っても全く変わらない声で本当に驚きます。
いつでも声を聞くだけで「あ、南ちゃんだ!」と気付くくらい日高のり子さんの魅力にハマっております。似た声にすら反応して「え!?まさか?」と驚くほど声のアンテナが働きます。好きな人の声って本当に凄いなぁと感じます。
日高のり子さんが演じる好きなキャラクターは?
浅倉南(タッチ)
みんなに優しく、時には厳しく接するのが、アニメのキャラクターそのものになっている代表作がやはり「タッチ」かなと思います。
「たっちゃん、南を甲子園に連れてって」で、本当に甲子園に連れて行ったたっちゃんもかっこよすぎました。私の中でお似合いで理想のカップルは、たっちゃんと南ちゃんです。
日高のり子さんが出演するオススメ作品
- タッチ
- となりのトトロ
- 犬夜叉
- MIX
声優・ゆきのさつき(日暮かごめ役)に対するファンの評価は?
かごめ役の声優さんはゆきのさつきさんです。ゆきのさつきさんに対するファンの評価を見てみましょう。
安心して作品に集中できる演技│30代女性ファン
きっかけは犬夜叉の日暮かごめ役です。元気溢れるキャラクターに合った声質でとても惹かれました。
ひぐらしのなく頃にでは園崎姉妹の演じ分けが素晴らしいと感じました。視聴者をミスリードする丁寧なお芝居と姉妹の個性を出すのが上手く、物語に引き込まれました。
物語シリーズでは臥煙伊豆湖の掴めない大人の表現が印象深いです。それまで学生キャラクターばかり観ていたので、臥煙役はまた違った感動がありました。
何より、ゆきのさんはキャラクターに合わせるのがとても上手いと思います。彼女の演じた役は違和感を覚えることなく本編に集中出来るので安心して観ていられます。
ゆきのさつきさんが演じる好きなキャラクターは?
園崎魅音・詩音(ひぐらしのなく頃に)
最初は犬夜叉のかごめ役の方という印象が強かったのですが、似ているようで性格の違う双子の演じ分けに圧倒されました。
話の中で双子が入れ替わっている時の表現もとても自然に演じられており、話にのめり込んでしまいます。キャラクターソングも聴きましたが、丁寧に歌い分けもされており、キャラクター愛を感じましたね。
ゆきのさつきさんが出演するオススメ作品
- 犬夜叉
- ひぐらしのなく頃に
- 物語シリーズ
- 名探偵コナン
- 鋼の錬金術師FA
【ファンの感想】犬夜叉の好きなキャラは?
犬夜叉で人気のキャラクターといえば、もちろん犬夜叉が思い浮かびますよね。
ほかにも桔梗、珊瑚といった女性キャラも人気です。
犬夜叉で一番好きなキャラクターについて、ファンの方々に語っていただきました。
犬夜叉(CV:山口勝平)のギャップがいい!│20代女性ファン
犬夜叉の一番の魅力はギャップだと思います。
犬夜叉は基本的には、少しクール。というか、とっつきにくいイメージがありムスッとしている事が多いのですが、かごめに対してたまに甘える時や桔梗姉さんと再会した時などは少し子供っぽく可愛らしい犬夜叉が見られます。
ふざけたり悪戯をすることも多々ある犬夜叉ですが戦いになると誰よりも真剣で、愛する人や仲間を守ることに一生懸命な姿勢にも好感が持てます。
犬夜叉の一番好きなセリフで「俺は怖かった、かごめが死ぬかもしれないと思ったら怖かった」というものがあります。初めてそのセリフを聞いた時は、胸キュンしまくりました!
強さと弱さを兼ね備えている犬夜叉に惚れてしまい、20代後半になった今でもファンを続けています。
犬夜叉(CV:山口勝平)がたくましくかっこよく成長する│20代女性ファン
犬夜叉が好きな理由はどんな時でも正義感に溢れていて、仲間たちを大切にするからです。
犬夜叉は自分がピンチに陥っている時でも、自分の命を削ってまで仲間たちを守ろうと戦いを続けますよね。犬夜叉の魅力は、少年のような可愛らしさと、戦いによってたくましくかっこよくなり、大人びた考えを持てるまでに成長していくところです。
桔梗(CV:日高のり子)は巫女なのに負の感情を露わにする│10代女性ファン
清らかで凛とした佇まい、いかにも「巫女」といったキャラデザに一目惚れしました。
弱者に優しく聖女然としているのに本質はかなり喜怒哀楽が激しく、犬夜叉やかごめ、また敵である奈落に対しては怒りや嫉妬、憎しみといった負の感情をあらわにする二面性も強烈です。
辛い目にあいながらも気高くあろうとする姿が印象的で、幸せになって欲しいキャラクターだったので恋が報われないまま死んでしまうシーンでは涙が出ました。
桔梗(CV:日高のり子)が破魔の矢で射抜くシーン│20代女性ファン
桔梗は強くてかっこよくて美人でいちばん好きなキャラクターです。
弓を引いて四魂の玉を奪った犬夜叉を、破魔の矢で射抜くシーンを見てとてもかっこよくて好きになりました。
巫女服や髪型も似合っていて、声優さんの声もピッタリ合っていて何もかもが素敵です。頭の回転も早くて、犬夜叉を密かに想っていそうな素振りを見せるところも可愛くて好きです。
珊瑚(CV:桑島法子)の戦闘シーンのかっこよさ!│20代女性ファン
普段の髪を下ろして着物姿の珊瑚から戦闘シーンになると一遍する珊瑚のギャップがかっこいいと思います。
戦闘シーンになり髪を結い、黒いボディースーツの全身装備(時々、鉄のマスク)をして飛来骨という大きなブーメランを背負っている姿がかっこいい。
妖怪退治の腕は妖怪退治屋の里では一番だったらしく、若くして実力も備わっていました。そして珊瑚は常に冷静です。
ですが、ある日、奈落に家族を殺された上犬夜叉が里を襲った仇だと騙されてしまいます。それは奈落の嘘で真相に気づき犬夜叉の仲間になり奈落退治に犬夜叉たちと共に向かいます。
家族を殺されてしまった悲しい少女の印象でしたが、最後は法師の弥勒と結ばれ幸せになってよかったなと思います。一緒に連れている雲母を猛獣使いのように扱うのもグッときます。
殺生丸(CV:成田剣)とりんちゃんの関係が好き│20代女性ファン
殺生丸については、子供の頃はあまり好きではありませんでしたが、大人になって見返してみてから魅力がわかるようになりました。
殺生丸には大人の魅力があると思います。普段はクールで無表情なのに仲間がピンチになると、すぐに身を挺して助けに行くなど仲間想いのところがあります。
特に旅を共にすることになったりんちゃんとの関係が好きです。
犬夜叉の思い出…アニメを初見で見たときの感想
犬夜叉は小学生のときに見ていたという人が多いようです。
キャラクター、世界観、戦闘に武器と、かっこいい要素やちょっと怖い要素も魅力ですよね。
犬夜叉のアニメを初めて見たときの印象を語っていただきました。
子供の頃に感じた不思議な気持ち│20代女性ファン
第1話を見て、井戸に落ちたら急に時代が変わっちゃったって面白い!って思いました。しかも妖怪がいる世界でそれが普通にうようよしてるってすごいなって思いました。
かごめと封印されている犬夜叉が出会って、犬耳をフニフニしてるシーンを見て私もやりたい!と強く思いました。かごめのお腹の中から四魂の玉が出てきた時は、どうやって入っていたんだろう?と不思議な気持ちになりました。
いきなり戦国時代に行ったのになんか馴染んでいて面白い子だなと思いながら見ていました。犬夜叉との漫才のようなやり取りも好きで、喧嘩してるように見えて心の中では反省してたり焦ってたりしてほっこりしました。
子供にはちょっと怖いシーンも│20代女性ファン
当時小学生だった私にとって、犬夜叉はかなり衝撃的な作品です。
今でこそ話の内容を深く考えて見ることができますが、1話を見始めてすぐは単純に「ちょっと怖いアニメかもしれない」と思いました。
やはり妖怪というものに全く免疫がなかったというのもありますが、作品自体の描写が少しグロテスクな部分もあったので子供には怖かったのだと思います。
ですが、封印されている犬夜叉をヒロインである"かごめ"が見つけて封印を解く段階になると、怖いという気持ちよりも「この先どうなっていくんだろう」というワクワクの気持ちのほうが強くなりました。
そのような感情が芽生えた為、毎週テレビで放送されるのが待ち遠しくなり犬夜叉というアニメにのめりこんでいったんだと思います。
犬夜叉の戦いと、かごめとの関係│20代女性ファン
「犬夜叉」を初見で中盤まで見たとき、「犬夜叉の戦いぶり」と「かごめとの関係性」が特に魅力的だと思いました。
まず、犬夜叉の戦いぶりについてです。このアニメでは、妖怪と人間の双方の血を持つ、戦国時代に生きる半妖の犬夜叉の様子が描かれます。犬夜叉は少年ということで未熟な部分もありつつ、妖怪たちとの戦いに身を投じていきます。
犬夜叉が、妖怪たちと傷つきながらも戦って倒していくところにワクワクしました。
次に、かごめとの関係性についてです。犬夜叉は、現代からやって来た中学生のかごめと出会い、協力して戦いに挑みます。2人が、お互いに好意を寄せるようになっていくところにドキドキしました。
奈落をはじめ強い敵が魅力的│10代女性ファン
主人公たち犬夜叉一行のキャラももちろん好きですが、それよりも次々と襲ってくる敵妖怪たちの見た目や能力の多種多様さに圧倒され、見ていてワクワクしました。
ラスボスの奈落をはじめ強い敵ほど魅力的で、特に幹部的存在の女妖怪・神楽と神無は見た目・性格・能力ともに好みのキャラクターでした。死んでしまったときにはショックでした。
他にもストーリーが進むにつれて好きなキャラクターがどんどん死んでいったのが残念です。犬夜叉一行のパートはほのぼのしていて見ていて安心感がありました。かごめの「おすわり!」や弥勒が女性の尻を触って殴られる、といったお決まりの流れがあるのも面白かったです。
妖怪退治だけでなく恋愛要素も│20代女性ファン
犬夜叉は小学生の時に見ていました。現代に住む女子中学生が井戸に落ちてしまい、戦国時代にタイムスリップする話が面白いと感じました。
子供の頃は話が難しくてわからないところもありましたが、最近見返してみると、途中で止められなくなるほどはまりました。懐かしく感じるとともに、妖怪退治だけでなく、恋愛要素も多く含まれていて、仲間同士のやり取りも楽しめます。子供も大人も楽しむことができる作品だと思います。
かごめは巫女である桔梗の生まれ変わりなのですが、桔梗が生まれ変わったこともあり、犬夜叉の三角関係?も見どころの一つです。
武器や敵をノートに模写した│20代女性ファン
犬夜叉のアニメは自分が小学生の時に初めて見ました(16年前になります)。
漫画よりも先にアニメを観たため、漫画の描写とアニメの描写のギャップに子供だったので驚きました。
子供の自分が当時大好きだった設定(妖怪退治や刀、巫女、大きな武器、ブーメラン、弓、風穴の特殊な呪い)が多く登場してくるので毎回観るのが楽しかった記憶があります。設定が好きすぎるあまり、キャラクターや武器、出てくる敵などもノートに模写していました。
妖怪との格闘シーンはアニメだったので漫画の迫力を更に上回っており圧倒されました。
犬夜叉の持っている刀、かぐらが弓を放ち勇ましく戦うシーン、弥勒の風穴、珊瑚のブーメラン。キャラクターの魅力が沢山詰まっていてすぐこの作品のファンになりました。
犬夜叉には人生にありそうな苦悩や紆余曲折が描かれていました。仲間である弥勒や珊瑚が犬夜叉の仲間になる前に闘いを交えていたこと、犬夜叉は半妖怪のため完全に妖怪である自分の身内からは見下されていること、など。
さらに、登場する妖怪には見た目が不気味で恐ろしい妖怪もいて、自分だったら怖気づいてしまうような場面でも、それに果敢に立ち向かい退治していく犬夜叉や、かごめたちに感動しました。
奈落を退治する同じ目的で進んでいく一同の姿が格好良かったのを今でも覚えています。
記事は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございます。